スノーボード男子ハーフパイプで銀メダルを獲得した平野歩夢(19=木下グループ)のメダル物語は2年後の舞台へと続く。

 20年東京五輪で新種目に採用されたスケートボードでの出場を目指す環境を整えていることが14日、分かった。

 昨年4月、日大・スポーツ科学部がある三軒茶屋キャンパス。その地下からつながる吹き抜けに、高さ約5メートルのスケートボードのバーチカルランプ(ハーフパイプのような傾斜が急な壁)が完成した。

 それは平野が入学に合わせ、大学側へリクエストしたもの。同年3月に左膝を痛めた平野は「けがのリハビリもあって、あまり使えなかった」と話したが、今季のスノーボードのシーズンが終われば、積極的に活用するつもりだ。