平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)スノーボード男子ハーフパイプで銀メダルを獲得した平野歩夢(19=木下グループ)が16日、羽田空港に帰国し、“絶対王者”のショーン・ホワイト(31=米国)に敬意を表した。

 14日の決勝では2本目で一時トップに立ったが、3本目にホワイトに逆転された。

 平野は「勝ち続けるために、勝ち続けてきたショーンの前向きな性格は自分も見習わないといけない。刺激を受けたし、スノボー以外にも強い人間。31歳という1回りも上で、自分以上の体で頑張っていると思う」と、負けを認め尊敬の念を示した。

 22年北京五輪については「まだまだ(自分は)若いですし、可能性だったりチャンスは目の前にある気がする。自分はどんどん、チャレンジしながらリベンジ出来れば」と絶対王者との再戦を臨んだ。平野は3月のUSオープン(米国)に出場して、今シーズンを締めくくる。