平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)のスピードスケートの記録会が7日、本番会場の江陵オーバルで行われ、女子500メートルで金メダル候補の小平奈緒(31=相沢病院)が13選手中トップの37秒05の好タイムをマークした。同じリンクで優勝した昨年2月の世界距離別選手権の37秒13を上回り、昨年11月のW杯第2戦でマークした低地での自己ベスト37秒07も塗り替えた。

 4日の韓国入り後も好調を維持。500メートルで24連勝中の日本のエースは「自分の中ではまだまだ。体のキレが戻ってくれば、課題も修正できる」と冷静に話した。ライバルの五輪2連覇中の李相花(28=韓国)は出場しなかった。

 郷亜里砂(イヨテツク)は37秒61、神谷衣理那(高堂建設)は38秒00、男子500メートルの山中大地(電算)は34秒95だった。