日本スケート連盟がスピードスケートのナショナルチーム(NT)の中長距離を率いるヨハン・デビット・コーチ(38)と契約を更新することで大筋合意したことが22日、分かった。

 女子団体追い抜き金メダルなど躍進に導いたオランダ流の指導体制を継続する。今大会後に正式契約する。

 デビット氏は14年ソチ五輪後、日本電産サンキョーの高木菜那らを1季指導。15-16年シーズンからNTに招かれ、世界有数の強豪となった高木美帆らを鍛えた。4年後の北京五輪を見据えるが、当初の契約期間は2年の見込み。同氏も続投を希望したという。