一山麻緒(22=ワコール)が冷たい雨をものともせず、日本歴代4位の2時間20分29秒で優勝し、マラソン女子代表の最後の1枠に決まった。
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1月の大阪国際女子マラソンで2時間21分47秒を出した松田瑞生(ダイハツ)は、大きく近づいていた東京オリンピック(五輪)の代表権を失った。
レース後、所属するダイハツの山中監督の元には松田からラインが届いた。「ごめん行けませんでした」。山中監督は「謝ることないじゃん」と返信したという。
東京五輪では補欠になる。山中監督は「1%でも出られる可能性があるなら、準備をしようと思う」と話した。