バスケットボールBリーグ1部(B1)のシーホース三河は25日、日本代表候補で今季レギュラーシーズンMVPを獲得した金丸晃輔(32)が契約満了により退団することになったと発表した。

金丸はチームを通じて「8年間、楽しいこともあれば、つらいこともありました。でも、それが僕をここまで成長させてくれましたし、シーホースでなければここまでの成績は残せていなかったかもしれません」などとコメントした。

またファンに対しては「感情を表に出さない、笑わない、気難しいこんな僕を応援し続けてくれて本当にありがとうございました。シュートを決めるたびの歓声、最高でした。あの歓声がシーホースで、どんな苦しい時でもシュートを打ち続けられた原動力でした」と感謝した。

福岡県出身の金丸は、福岡大大濠高から明大に進学。卒業後はパナソニックに進んだがチームが休部となり、13年にアイシン(現三河)に移籍した。得意の外角シュートを武器に、リーグを代表するシューターとして活躍。現在は日本代表候補の一員として、東京オリンピック(五輪)代表入りを目指している。