日本バスケットボール協会は1日、東京オリンピック(五輪)女子代表12人を発表した。6月に行われたポルトガルとの強化試合に出場した16選手から、安間志織(トヨタ自動車)、北村悠貴(日立ハイテク)、奥山理々嘉(ENEOS)、谷村里佳(日立ハイテク)の4選手が外れた。

Wリーグでトヨタ自動車の初優勝に貢献した安間は先月の強化試合のさいに、「初めてのA代表。リーグ戦が終わる前は、代表候補に選ばれるとは思っていなかった。今季成長できたかなと思っているので、堂々とプレーしたい」と話していた。スピードを生かしたプレーでアピールしたが、五輪代表入りはならなかった。

身長185センチと長身の谷村は4月の合宿中に、「代表で必要とされているプレーをまだコートで表現できていない。自分の中で迷ってしまっている部分がある」と戸惑いを口にしていた。所属チームとは異なる戦術に適応すべく奮闘したが、及ばなかった。

昨年12月に右膝前十字靱帯(じんたい)断裂を負傷したエースの渡嘉敷来夢(ENEOS)は復帰を目指していたが、6月1日にメンバーから外れていた。