冬季大会では初となるミラノ・コルティナ五輪・パラリンピックのパレードが25日、都内で行われ、沿道には約5万人のファンが集まった。前回開催の24年パリ大会の約1万人を上回った。パレード用手持ち旗が2万5000本用意された。「ありがとう!!」の文字入りで、開催国イタリアをイメージしたデザインだった。ボランティアスタッフは約1400人、警備は約250人を動員。歩行者に「立ち止まらないでください」などと呼びかけ、人の流れを整理した。

五輪72人、パラリンピック43人、計115人のアスリートが参加。オリパラ混合で8グループに分かれ、沿道のファンに手を振りながら、日本橋中央通りのイベントコース約700メートルを練り歩いた。

五輪では日本勢冬季史上最多24個、パラリンピックでは4個のメダルを獲得した。日本オリンピック委員会の橋本聖子会長は「パレード日和に恵まれて盛大に開催できることをうれしく思う。心から感謝したい。まさに多様性と調和にあふれる大会だった」とあいさつした。

◆過去の五輪パレード

◆12年ロンドン大会 8月20日にJOC主催で「メダリストパレード」を初開催。東京・銀座中央通りの約1キロのコースに約50万人が集まった。銀メダルだったサッカー女子日本代表「なでしこジャパン」の選手らが2階建てバスに乗って登場。同年12月2日には東日本大震災の復興支援として、仙台市内でもパレードを実施した。

◆16年リオデジャネイロ大会 パラリンピックとの合同で10月7日に東京・銀座8丁目交差点から日本橋室町までの約2・5キロで実施され、史上最多の約80万人が駆けつけた。競泳男子400メートル個人メドレー金メダルの萩野公介らが参加した。

◆24年パリ大会 前回の21年東京大会ではコロナ禍で実施されず、8年ぶりに復活。11月30日に東京・日本橋中央通り約700メートルのコースで行われて1万人が集まった。選手は車両に乗らず、歩くスタイルで実施。柔道男子66キロ級で2連覇を達成した阿部一二三らが参加した。

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