フェンシング女子エペと近代5種の「二刀流」選手で、モデルとしても活躍する才藤歩夢(23=マイナビ)が26日、インビザライン・ジャパン社のオンライン記者会見に出席した。
世界で初めて「マウスピース型矯正装置」を開発した医療機器メーカーの米アライン・テクノロジー社。その子会社であるインビザライン・ジャパン社が、同マウスピースを用いた矯正歯科治療支援におけるアジア太平洋地域で100万人目の患者を発表。それに才藤が選ばれた。
フェンシング、水泳、馬術、射撃、ランの5種目の全てを高めなければならない才藤は「練習に時間がかかるので、通院時間のかからない矯正を選んだ」と説明。ある日の練習で「ワイヤ治療だった選手が目の前で落馬して口から血を流す姿を見たことがあって。怖くて、マウスピース治療の方が安全そうだなと思った」と選んだ理由の元となるエピソードも語った。
治療を開始して約1カ月になるといい「今も着けているけど、全く気付かれない。トレーニングも、違和感なく走ったり泳いだりできている」と効果を口にした。
今後の目標については「しっかりとした歯並びになって結果を出したい。そうすれば自然と笑顔になる。きれいな歯並びの笑顔を見せて、周りの方々も笑顔にできるような存在になりたい」と話し、対談した施術担当の青山外苑矯正歯科・横谷浩爾理事長からは「ぜひオリンピック(五輪)を目指してほしい。美の化身となって世界中が憧れる選手になってください」とエールを送られた。
才藤は、近代5種で昨年末の全日本選手権を制覇。来夏に延期された東京五輪代表入りへ、いちるの望みを懸けて新型コロナ禍の中で練習に励んでいる。フェンシング単体では、国内ランキング9位で代表選考試合が残り1大会という状況になっている。【木下淳】


