18日に閉幕した全日本選手権で右腕を負傷していた北園丈琉(18=徳洲会)が右肘の靱帯(じんたい)損傷と診断された。18日に所属先が発表した。

北園は予選1位から、最年少優勝を狙った決勝の最終種目の鉄棒で落下し、その際に腕を痛めていた。

同大会は東京オリンピック(五輪)の代表選考会で、団体枠での代表入りを狙うホープとして期待された。今後は5月のNHK杯(長野)、6月の全日本種目別選手権(高崎)と選考会が控える。

北園 「全日本選手権では6位という結果でしたが、予選含めて手ごたえも感じています。怪我をしてしまったことは残念ですが、後ろ向きにならずにNHK杯、東京オリンピックに向けて治療と練習に専念したいと思っています」

徳洲会の米田功監督 「怪我をしてしまったことは非常に残念ではありますが、NHK杯、そしてオリンピックに向けて今出来ることをやっていきたいと思っています。徳洲会体操クラブとしても引き続きサポートしてまいります」(ともに原文まま)