サーフィンの東京五輪最終予選に当たるワールドゲームズ(WG)出場権を争うジャパンオープンの実行委員会が30日、新型コロナウイルスの影響で開催延期となっていた大会を来月31日から4日間にかけ千葉・釣ケ崎海岸で無観客で行うと発表。

試合の様子は公式ホームページでライブ配信される。大会に合わせ、ファン参加型のオンラインコンテストも同時開催する。

WGは来年5月にエルサルバドルで行われる。日本代表の出場枠は男女各3枠。男子は五十嵐カノア(木下グループ)、村上舜、女子は松田詩野、都筑有夢路の4人が既に出場権を獲得している、残る各1枠をジャパンオープンで争う。31日、11月1日午前に大会会場の釣ケ崎海岸でトライアル強化合宿を行った上で、ジャパンオープン出場選手を決定。男女各24人で争われる。

同時開催するファン参加型のオンラインコンテストは、サーフィン動画と写真をインスタグラムで募集して投票でナンバーワンを決めるイベント。参加者はジャパンオープン公式インスタグラムをフォローした上で、「#japanopenff」を付けて投稿。プロサーファーらの審査委員の採点と「いいね」の数で審査する。

「ベストライディング」「ファミリー/キッズ」「エンターテイメント」の3部門があり、グランプリには大会公式Tシャツセットやラッシュガード(共に非売品)が贈られる。エントリーは10月1日~25日。11月3日にグランプリが発表される。