東京オリンピック(五輪)代表に、条件付きでの内定を得ている松田詩野(18)が敗者復活戦4回戦6組で5・00点で4位となり敗退した。五輪代表の行方は、ライバルの都筑有夢路(あむろ、20)、前田マヒナ(23)の結果を待つことになった。

東京五輪代表枠は各国男女最大各2枠。松田は19年世界選手権でアジア最高位となる15位に輝いて五輪代表の条件付き内定を得ていたが、最終予選に当たる今大会で既に敗退して、自力で決めることができなかった。都築、前田が共に上位7人(プロツアーの実績で五輪出場を決めた8人を除く)に入れば2人が代表権を獲得し、松田が五輪切符を逃すことになる。

両者いずれかの場合やどちらも上位7人に入れなかった場合、松田の五輪出場が確定する。前田は4回戦を突破し、5回戦に進出。敗者復活戦に回っている都筑は、同6回戦に進んでいる。

一方、男子の五十嵐カノア(23=木下グループ)、村上舜(24)、大原洋人(24)はそれぞれ4回戦を突破。5回戦1組には村上と大原が入り、代表入りを懸けて直接対決が行われる。