東京五輪代表の池江璃花子(20=ルネサンス)ら400メートルリレーチームが、五輪本番の予行演習を行った。

メンバー4人で200メートルリレーに出場。五十嵐千尋-池江璃花子-酒井夏海-大本里佳の順番で泳いで、1分39秒82をマークした。

日本記録は1分40秒95(大本、青木智美、白井璃緒、池本凪沙)だった。

池江は「久しぶりの日本記録。(白血病闘病前の)18年以来。日本記録は個人でも、リレーでも、響きがいいです」と明るい表情を見せた。

池江は4月の日本選手権で100メートルの自由形とバタフライで優勝。リレー代表で選出された。この日は代表決定後、試合でリレーを泳ぐのは初めてとなった。なお試合出場は6月のジャパンオープン以来だった。

池江は五輪本番でエントリーされている400メートルリレーに加えて、400メートルメドレーリレー、混合400メートルリレーと最大3種目に出場する可能性がある。

明日午前には再び4人で200メートルリレーを泳ぐ予定。五輪本番の400メートルリレーは7月24日午後に予選→同25日午前に決勝が行われる。五輪を想定して、レースとレースの間にインターバルとって、再び泳ぐ。