東京オリンピック(五輪)の聖火リレーが28日、栃木県でスタートした。福島県に続いて2県目のリレーで、聖火は関東に入った。足利市では、日本最古の学校とされる足利学校周辺の石畳や、本堂が国宝に指定されている鑁阿寺(ばんなじ)境内を通り抜けた。

出発式では和泉聡市長が、2月に市内で発生した山林火災で全国から支援を受けたことに感謝を述べた上で「聖火リレーは友情や絆の輪を全国につなぐイベントだ」と、あいさつした。

聖火は午後、茂木町で真岡鉄道の蒸気機関車(SL)と並走し、栃木市では舟を使ったリレーを実施する。

那須烏山市では、104歳の現役理容師箱石シツイさんが登場する。(共同)