静岡県は16日、23日に予定されている浜松市内での東京五輪聖火リレーについて、同市中心部の中区での実施を中止し、北区のみで実施する方向で最終調整に入ったことを発表した。

北区の走行ルートと距離に変更はなし。中区を走る予定だったランナー15人は北区に組み込まれるため、1人あたりの走行距離を短縮して対応する。新型コロナウイルスの感染リスクの高まりを懸念し、浜松市の鈴木康友市長が8日、県庁を訪問して聖火リレーの開催方法の再検討を要請。県は10日に大会組織委員会へ代替案を提出していた。