【渡辺倫果×住吉りをん】別々に決めた「4年後」五輪への夢 合言葉「一緒に行こう」

ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)を終え、2030年のフランス・アルプス五輪へ向けて現役続行を決めた渡辺倫果(24=三和建装/法大)と住吉りをん(23=オリエンタルバイオ)。対談前編では、10年前の出会いから、コロナ禍を経て何でも語り合う仲になるまでを振り返りました。後編では、リンクの外まで知るからこそ見えてきた互いの強さ、事前に相談することなく重なった「4年後」への決意、練習の日々を語り合います。

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オンラインでハートマークをつくる渡辺倫果(左)と住吉りをん

オンラインでハートマークをつくる渡辺倫果(左)と住吉りをん


「元から強い」のではなかった


浅い話から深い話まで、顔を合わせれば「語り倒す」。悩みや不安まで打ち明けるようになったことで、互いへの理解も少しずつ深まっていった。

―仲良くなってから、渡辺選手への印象は変わりましたか


住吉倫果ちゃんは、私の中では本当に強くて、メンタルも強いというイメージでした。試合でも自信満々にできるのかなと思っていたんです。でも、私がビビっちゃうとか、心配性が出て不安になるというところに共感してくれて、「私もなるよ」って。

―渡辺選手にも、不安や緊張があると知った

住吉もちろん緊張がちゃんとあって、そこから自分で考えて、自分の力を振り絞って乗り越えている。私は「元から強いのかな」と思ってしまいがちだったけど、そうじゃないんだなって。しっかり自分でコントロールして、試合でパフォーマンスを出しているんだと思って、より尊敬するようになりました。

―この話は、渡辺選手がいないところでも聞いたことがあります

渡辺うれしいです。でも、言ってくれていますよ、私にも。

住吉メンタル相談、めっちゃしています。

渡辺めっちゃするよね。「ああでもない、こうでもない」って。

―渡辺選手が、住吉選手をすごいと思うところは?

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スポーツ

勝部晃多Kota Katsube

Shimane

島根県松江市生まれ。2021年4月入社。高校野球の神奈川担当などを経て、同年10月からスポーツ部に配属。バトル班として新日本プロレスやRIZINなどを担当し、故アントニオ猪木さんへの単独インタビューや武藤敬司氏の引退試合、那須川天心―武尊などを取材した。 23年2月から五輪班に移り、夏季競技はバレーボールを中心に担当。同年秋のW杯や24年夏のVNLなど。冬季競技はフィギュアスケートをメインに務め、全日本選手権は2年連続で取材中。X(旧ツイッター)のアカウントは「@kotakatsube」。