日本バレーボール協会は21日、東京オリンピック(五輪)に挑む男子代表12人を発表した。主将の石川祐希(25=ミラノ)や今季Vリーグ日本人最多得点を挙げた西田有志(21=ジェイテクト)の他、現役大学生の大塚達宣(20=早大3年)、高橋藍(19=日体大2年)の2人も選ばれた。前回出場の08年北京を経験した清水邦広(34=パナソニック)がメンバーに名を連ねた一方で、同い年の福沢達哉(34=パナソニック)は代表入りを逃した。

予選リーグで男子代表は7月24日にベネズエラとの初戦に挑み、続いてカナダ(26日)、イタリア(28日)、ポーランド(30日)、イラン(8月1日)と対戦する。

石川はエースとして「苦しい時やここ1点欲しい時に確実に取る」とし、キャプテンとして「チームを苦しい時に支えられるように精神面でも頼りになる存在になることでチームに貢献したいです」と話した。

<出場内定選手12人>

<1>オポジット 清水邦広(34=パナソニック)

<2>ミドルブロッカー 小野寺太志(25=JT)

<3>セッター 藤井直伸(29=東レ)

<6>ミドルブロッカー 山内晶大(27=パナソニック)

<11>オポジット 西田有志(21=ジェイテクト)

<12>セッター 関田誠大(27=堺)

<14>アウトサイドヒッター 石川祐希(25=ミラノ)

<15>ミドルブロッカー 李博(30=東レ)

<17>アウトサイドヒッター 高梨健太(24=名古屋)

<19>アウトサイドヒッター 大塚達宣(20=早大3年)

<20>リベロ 山本智大(26=堺)

<21>アウトサイドヒッター 高橋藍(19=日体大2年)