【日本ハム柴田獅子】高卒ドラ1二刀流ルーキーの3原則「野球は楽に簡単に面白く」

日本ハムのドラフト1位ルーキー、投打二刀流の柴田獅子投手(19)がシーズン前半を振り返りました。イースタン・リーグでは8試合、計11回 2/3 を投げ、0勝0敗、防御率2・31。打者としては、42試合で96打数15安打、打率1割5分6厘、2本塁打、13打点、0盗塁でした。

投打それぞれの現在地に加え、1軍への思い、新庄監督や達投手のことなど、たっぷり語りました。

プロ野球

★柴田投手が語った主な内容

〈1〉打撃に手応え! きっかけはDeNA山崎投手からの本塁打

〈2〉投手としても変化球、球速等々、貪欲に取り組んでいます

〈3〉新庄監督からのDMに感謝、また達投手を見て感じること

◆柴田獅子(しばた・れお)2006年(平18)4月18日、福岡県飯塚市生まれ。野球は庄内小2年から始め、庄内中では飯塚レパーズ所属。福岡大大濠では1年夏からベンチ入りし、甲子園出場なし。50メートル6秒4。遠投100メートル。好きな有名人はNewJeansのミンジ。趣味は読書。目標は大谷翔平。187センチ、87キロ。右投げ左打ち。今季推定年俸880万円。

ピッチャーのスタート良かった3連続K

イースタン・リーグのオイシックス戦で先発する柴田

イースタン・リーグのオイシックス戦で先発する柴田

―シーズン前半を振り返って

そうですね。ピッチャーは最初からスタート(デビュー戦で3者連続三振)が良かったんで。

そこから課題とかいろいろ見つけながらやっていって。バッターの反応とか、新しい変化球とか交えながらも投げていて。そこは結構、もうほんとに(実力的には)アベレージっていうところでずっと来てた感じなんで。

あと後半は結構逆に、自分の出せる範囲の力をもっと上げていこうかなと。そこをやろうかなと思ってるので。

バッターは最初の方はもう全然だったんで、なんかほんと、どうやったら打てるのかって。ほんとバッターに関しては、ほんと初心者なんで。

で、本当に去年から始めたところで、考えながらやっていて今こうしてやっていて、だいぶ流れも分かってきて。バッターはほんとに今、結構いい感じで、もうほぼ見つかったってところがあるんで。

逆にあとはほんとに体を鍛えるだけです。

紅白戦の初球をフルスイングする柴田

紅白戦の初球をフルスイングする柴田

―何が見つかった

スイング。スイングの入り方っていうか。たぶんそこが一番大きいなと思います。

―それが見つかったのはいつぐらいだったんですか

ホームランを打った時です。

紅白戦で中飛に倒れる柴田

紅白戦で中飛に倒れる柴田

―最初のホームラン(※6月28日DeNA戦、山崎康晃投手から)

はい。

―ホームランはもちろん華やかなイメージがあるけど、あまり狙いすぎるのも良くないと言われる。今の話だと、ホームランが自分の打撃の中での転機になったんですか

もともとホームランを打ったら、もうバッティングの…タイミングが全部そろってるからこそホームランが出るものだと思ってるので。

だからホームランが出たら、それが一番いいスイングっていうか、打ち方だろうなっていうのは思っていたんで。出たら、もうそこから打てるようになるなと思っていたんで。

意外と想像通りという感じです。

―その日の打撃は、それまでと違った

いつもは気持ちが上がって、自分はこう(右肘が)上がっちゃうタイプなので、それはもう全部、良くない上がり方だった。角度があるスイングとよく言われますけど、本当は逆に、僕からしたらダウンスイングで打った方がいいぐらいになる。ダウンスイングで打って、ただ普通の平行。

ただこうやって(右肘を)上げると、角度がつくだけで、(力がボールに)伝わるかと言われたらそうじゃない。そういうところをもう1回。本当に1周しているなって。最初は(一般的にスイングは)上からたたいてとか、あったじゃないですか。で、今は下から、とか。

でも、方法があって、やっぱ。下からというよりも、真っすぐ入って(ボールの)下から(たたく)になるという感じが僕の捉え方。

バットが体と平行に出る正解分かって楽しい

3月8日オープン戦、日本ハム対中日 1回裏日本ハム2死、二飛に倒れる柴田

3月8日オープン戦、日本ハム対中日 1回裏日本ハム2死、二飛に倒れる柴田

―バットが体と平行に出るように

そうです。見た目でいいスイングと言われても、結局は当たるところでこう(ボールの上を打つように)なっていたら、ドライブがかかってしまって、打球の強さも全部良くないんで。そういうところを見直してきた。

今までは勉強というか、自分なりにやっていただけなので。合っているかどうかというのは結果が違ったので。

今は正解が分かるので、それがいい感じです。前の試合、(7月12日の)ジャイアンツ戦が結構良くて。逆方向にライナーで伸びる打球が打てた。捕られちゃいましたけど。

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1983年生まれ。岐阜・多治見出身。05年に北海道日刊スポーツ新聞社へ入社。総務部を経て11年1月から日本ハム担当。21年4月から東京勤務で遊軍。23年12月に北海道へ帰任し、再び日本ハム担当。
幼少期から中日ファン。人生初の野球観戦はナゴヤ球場の右翼外野席最前列。初めて買ってもらったメガホンを、目の前のフェンスにたたきつけながら応援して壊してしまった記憶がある。三塁側内野席で観戦した時は、外野席のように声を張り上げて応援していると「よく頑張っているね」と初見のおばさんからみかんを頂いたのも、いい思い出。あの時に憧れたカクテル光線に照らされた非日常空間が職場となっているのは、今でも不思議な感覚。