【日本ハム郡司裕也】4番サードで背番号3 目指すはあの賞?「軽々しく言えない」

プロ野球のキャンプインが近づいてきました。契約交渉後の言葉から、今季への思いに迫ります。日本ハム郡司裕也捕手(27)は昨シーズン、2年連続の2ケタとなる10本塁打をマーク。倍増となる大台突破の1億1000万円でサインしました。背番号「30」から「3」に変更するシーズン。さらなる活躍を目指す思いをたっぷりと語りました。一問一答でお届けします。(金額は推定)

プロ野球

★郡司選手が語った主な内容

  • 開幕4番が決定。背番号3に変更したシーズンへの思い
  • 契約交渉に着てきたスーツのこだわり
  • 「ドリアに半熟卵」から1年。昇給額の本当の使い道は

◆郡司裕也(ぐんじ・ゆうや)1997年(平9)12月27日、千葉県生まれ。仙台育英、慶大を経て19年ドラフト4位で中日入団。23年6月にトレードで日本ハム移籍。昨季は開幕3戦目に「5番三塁」で初スタメン出場し、オールスターにも初出場した。昨季は111試合の出場で打率2割9分7厘、10本塁打、42打点。プロ通算366試合で打率2割6分3厘、25本塁打、117打点。180センチ、89キロ。右投げ右打ち。

契約更改を終え記者会見する郡司裕也=2025年12月3日

契約更改を終え記者会見する郡司裕也=2025年12月3日

「3倍なんて、いくわけないのに」

―サインはしましたか

はい、しました。

―どれぐらいアップしたか、お話いただける範囲でどうでしょうか

えー、ほぼ倍です。

―以前、新庄監督が「郡司君の活躍からすると3倍ぐらいいくんじゃないか」っていうようなお話をされてたことがあったんですが、ほぼ倍でいいですか

あの…3倍までいくわけないと日本中の誰もが思ったと思うんですけど(笑い)。

あの後、ボスからのアフターフォローが入りまして。「僕が3倍って言ったことによって、3倍までいかなくてもアップ率は高くなるから」っていうことを言われましたので、誰も3倍にいくとは思ってないんですけど、あの記事が出た後にいろんな方面から「3倍らしいな」って言われて…いくわけないのに。すごく困りました。

―ただ、ほぼ倍ということは、大台には達したということになるんでしょうか

まあ、俗にいう大台には乗らせていただきました。

球団はユーティリティー性や打撃の貢献を評価

球団はユーティリティー性や打撃の貢献を評価

目標の大台到達「あとは結果出すだけ」

―スター選手の仲間入りっていうことにもなるかと思うんですけれども、そのあたりの金額を提示されてどう感じましたか

ひとつ、野球選手になってからの目標ではあったので、ひとまず良かったなと思います。

―契約更改交渉の席では、球団の方からはどんなお声がけをされましたか

ほんと今年に関しては、ユーティリティー性であったり、打撃の貢献であったりっていうところを評価したと言っていただきましたし、来季は背番号も変わりますし、(開幕)4番も決まってるので期待しているということを言っていただきました。

―年に1度の契約更改交渉の場で、郡司選手から球団に何かお伝えしたことは

いや、それも聞かれましたけど、僕としては球団に求めることは何もないですし。

環境面には大満足で野球をやらせてもらってると思うので「あとはもう選手が結果を出すだけです」ということを伝えさせていただきました。

サヨナラ2ランを放ち、ファンの声援に応える=25年4月11日

サヨナラ2ランを放ち、ファンの声援に応える=25年4月11日

今年の年俸アップ分の使い道は…

―去年(24年)の契約更改後の会見では、アップした分をどう使いますかという質問があって「ドリアに半熟卵を」というような言葉もあったんですけれども、今回のアップした分でご自身へのご褒美であったり、ぜいたくをするものっていうのは何か考えてますか

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1983年生まれ。岐阜・多治見出身。05年に北海道日刊スポーツ新聞社へ入社。総務部を経て11年1月から日本ハム担当。21年4月から東京勤務で遊軍。23年12月に北海道へ帰任し、再び日本ハム担当。
幼少期から中日ファン。人生初の野球観戦はナゴヤ球場の右翼外野席最前列。初めて買ってもらったメガホンを、目の前のフェンスにたたきつけながら応援して壊してしまった記憶がある。三塁側内野席で観戦した時は、外野席のように声を張り上げて応援していると「よく頑張っているね」と初見のおばさんからみかんを頂いたのも、いい思い出。あの時に憧れたカクテル光線に照らされた非日常空間が職場となっているのは、今でも不思議な感覚。