島田麻央の素顔「もっとうまくならなきゃ」後輩や他競技から刺激も/単独インタビュー

世界ジュニア選手権日本勢初の2連覇を飾った島田麻央(15=木下アカデミー)が、日刊スポーツの独占インタビューに応じました。13歳上薗恋奈や韓国のシン・ジアらライバルから受けている刺激についてから、濱田美栄コーチの指導法や意外(?)な趣味に至るまで、赤裸々に明かしてくれました。昨年12月にトリプルアクセル(3回転半)と4回転トウループ同時成功の日本女子初の偉業を成し遂げた世代のトップランナーが、15歳の現在地を語りました。(敬称略)

フィギュア

笑顔で写真に納まる島田麻央(撮影・勝部晃多)

笑顔で写真に納まる島田麻央(撮影・勝部晃多)

周囲からの刺激

島田はこの日、都内で行われた所属である木下グループのイベントに出席していた。同社のスポーツアンバサダーに就任した石川佳純がインタビューに挑戦する企画内。そこで、「世界の舞台でたくさん素晴らしい結果を出すためには?」と逆質問をぶつけた。五輪3大会連続でメダルを獲得したレジェンドからは、メンタルの保ち方を「最後は自分を信じること、勇気を持つこと」と教わった。

木下グループのイベントで写真に納まる、左から望月、南出、島田、張本、石川さん、平野、都筑、板橋(撮影・勝部晃多)

木下グループのイベントで写真に納まる、左から望月、南出、島田、張本、石川さん、平野、都筑、板橋(撮影・勝部晃多)

島田 普段、落ち込んだりとかそういうことはあんまりないんですけど、試合の時に緊張しすぎてしまうことがあるので…。そういうメンタルを改善したいなって思っているところだったので、石川さんに聞いてみました。

イベントには、卓球女子でパリ五輪代表の張本美和も登壇した。この日、時間の関係で会話することはできなかったが、同じ15歳のアスリートは、会う度に刺激をもらう存在という。

島田 最初に会った時、(張本は)まだオリンピックの出場が決まっていなかったけど、今は出場が内定している状態。私もオリンピックに憧れているので、年末に会った時もすごい選手だと思っていたんですけど、やはりさすがだなと思わされました。

もちろん、同世代のフィギュアスケーターたちからも大きな影響を受けている。

島田 昨シーズンはジュニア2年目になったので、初めて年下の選手が入ってきました。これまで、年上の選手にもすごく刺激を受けていたんですけど、上薗恋奈選手はジュニア1年目からすごく活躍していて…。年下の選手でも刺激になる選手が入ってきて、さらに「自分ももっとうまくならなきゃいけないな」と思いました。

国内だけでなく、海外勢にも目を向ける。中でも3年連続世界ジュニア選手権銀メダルのシン・ジア(韓国)は、最大の好敵手と言える存在だ。

シン・ジア(2023年12月8日撮影)

シン・ジア(2023年12月8日撮影)

島田 ジア選手は、私がまだジュニアに入っていない時からジュニアで成績を残していました。ずっと「すごいな」って思っていた選手と今、1位2位を争えているのはすごくうれしいことです。ジア選手は2026年のオリンピックに出られる年齢なので、自分は出られないんですけど、ジア選手が出たらやっぱりそれも刺激になるかなと思います。

氷を降りれば、温かな会話を交わす友人同士。

本文残り65% (1929文字/2952文字)

スポーツ

勝部晃多Kota Katsube

Shimane

島根県松江市出身。小学生時代はレスリングで県大会連覇、ミニバスで全国大会出場も、中学以降は文化系のバンドマンに。
2021年入社。スポーツ部バトル担当で、新日本プロレスやRIZINなどを取材。
ツイッターは@kotakatsube。大好きな動物や温泉についても発信中。