【箱根全国化のリアル〈6〉予選会特集】京産大狙う20位以内、関東と戦えるWエース

第100回箱根駅伝予選会(東京・陸上自衛隊立川駐屯地~立川市街地~国営昭和記念公園)が10月14日、行われる。関西では立命館大のみが出場を表明していた中、古豪・京産大は8月に出場を発表した。箱根を目指す選手の声を取材した。

陸上

〈10月14日箱根駅伝予選会 直前特集全3回〉

京産大の登録選手


選手学年1万m記録
粟井駿平330分27秒47
小嶋郁依斗328分58秒03
杉本和己330分45秒92
多田颯汰330分16秒12
中村光稀328分55秒22
〇山口太誉330分09秒10
庵地祐希230分17秒40
木下太成230分18秒60
久保明央人231分20秒52
倉松健232分00秒99
桒田大樹230分39秒77
武内里賢230分40秒90
米田勇輝231分11秒95
藤田大輝130分32秒33

※タイムは参加資格記録、〇は主将

9月26日、トラックを走る京産大の選手

9月26日、トラックを走る京産大の選手

全日本駅伝逃し方向性模索する中

夜の大阪・ヤンマーフィールド長居で、悲壮感を漂わせている青年がいた。

京産大のエース、中村光稀(3年)だ。

今年6月に行われた全日本大学駅伝(11月5日、愛知)の関西地区予選会。

全日本への出場権が与えられる上位4校まで1分16秒27届かず、結果は5位。

全国で最多48回の出場回数を誇る古豪が、3年連続で本戦出場を逃した。

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スポーツ

竹本穂乃加Honoka Takemoto

Osaka

大阪府泉大津市出身。2022年4月入社。
マスコミ就職を目指して大学で上京するも、卒業後、大阪に舞い戻る。同年5月からスポーツ、芸能などを取材。