女子レーサーの素顔に迫る「ビューティフルボートレース」。今回は松田真実(21=愛知)を紹介する。

彼女の祖父は元選手の爾見照雄さん。祖父の影響、幼い頃にボートレース場に連れて行ってもらった経験から、プロの道へ進んだ。131期でデビューして間もないが、祖父のレーサー魂を受け継ぐ彼女を、しっかり見守りたい。ルックスを見ての通り、早くも美人レーサーとしても話題沸騰中だ。


祖父からボートレーサーのDNAを受け継いだ松田真実
祖父からボートレーサーのDNAを受け継いだ松田真実

-学生時代はどんなスポーツをしていた?

松田真実(以下松田) 小学1年生から中学1年生までは、フィギュアスケートをしていました。水泳とかもしていましたし、部活としてはバスケットボールもやっていましたね。

-選手を目指したきっかけについて

松田 祖父(爾見照雄さん)が元レーサーだったのもありますし、祖父の家に行くとボートレースの中継が流れていたり、小さい頃によくボートレース場に連れて行ってもらっていました。身近にあったのがきっかけですね。


スポーツ女子でバスケ部に所属していたころ
スポーツ女子でバスケ部に所属していたころ

-養成所の思い出は?

松田 受験は1回で合格しました。毎日がつらかったけど、辞めようとは思わなかったです。夏に弱くて、この時期の乗艇はつらかったですね。「夏は倒れる」みたいな感じがありました。

-プロデビューして、今の心境について

松田 毎日が楽しいですね。(デビューして間もないので)伸びしろしかないです。何をやっても、少しでも結果が出ると、うまくなりたいと思います。勉強になることが多いし、やりがいがあります。

-爾見さんの反応、伝授されたことは

松田 メンタル面でできることは教えてもらいました。(反応については)すごいなみたいな感じで、今でも応援してくれています。記事や写真など全部集めて、印刷してくれていますね。

-改めて爾見さんへ一言

松田 ぜひ、1着を取る瞬間を、リアルタイムで見てほしいです。


祖父の爾見照雄さんとツーショット
祖父の爾見照雄さんとツーショット

-オフの過ごし方はどんな感じ?

松田 ひたすらショッピングやご飯に行ったりしています。(交友の面では)131期は、男女全員が仲がいいです。愛知支部の同期とは何でも言える仲ですね。特に仲がいいのは、129期の石原凪紗さんです。石原さんは期が2つ上でも、年は2つ下なので、(それもあって)仲がいいと思います。


仲のいい石原凪紗(左)とのオフショット
仲のいい石原凪紗(左)とのオフショット

-直近と未来の目標について

松田 とりあえず目先は1着を取ることです。将来の夢は、A1級のレーサーになることです。

-最後にボートレースの魅力について

松田 男女が一緒に戦えるスポーツなので、そこが魅力ですね。女子でも勝てますので。

※次回は4月12日更新予定


◆松田真実(まつだ・まみ)2001年8月19日、愛知県生まれ。131期として22年11月蒲郡デビュー。祖父は元ボートレーサーの爾見照雄。今年の獲得賞金は70万5000円(3月2日現在)。155センチ、47キロ、血液型A型。