コンテンツエリア



メインコンテンツ

ニッカン・コム杯争奪戦

展望

地元・大峯豊ら強豪が熱戦を展開

 徳山ボートの「ニッカン・コム杯 徳山の陣」が21日から始まる。26日までの6日間シリーズだ。大時計土台工事で休催していたため、約1カ月半ぶりの開催となる。地元の大峯豊、前野竜一を筆頭に、中岡正彦、今村暢孝と強豪が集結。再開初戦から熱い戦いが繰り広げられる。

前野竜一や今村暢孝の動向も注目

 V争いは大峯豊を中心に激しい攻防となりそうだ。その大峯は、今年7月に当地でオール2連対で優勝。3月のG2モーターボート大賞でも優出(4着)と、水面相性は抜群だ。今年は10月までに優勝4回と好調で、その勢いのまま地元戦で暴れ回る。

 前野竜一も地元戦に気合は十分だ。夏場以降はエンジン運に恵まれないことが多く消化不良のシリーズばかりだったが、ここで一気に波に乗りたい。

 今村暢孝は当地で周年V(01年)の実績もあり水面相性はいい。マスターズ世代ながら特別戦でも元気いっぱいの走りを見せている。コース争いも含め、注目の存在だ。

 中岡正彦も当地は得意水面の1つ。昨年の10月戦では優勝戦で痛恨のフライングを切ってしまっただけに、リベンジの思いも強いはずだ。ほか、山本隆幸、樋口亮、金子拓矢らがシリーズを盛り上げる。

◆冬場はホーム向かい風でイン受難

 最大の特徴は穏やかなコンディションの日が多いこと。緩やかなホーム追い風で、インが強い。1日に6本前後は逃げ決着だ。特に序盤4Rまでは1枠シード番組で、堅めの決着が目立つ。また、まくりも差しもそれなりに決まるが、その場合でもインが2、3着に残るケースは多い。

 ただ、冬場は強めのホーム向かい風が吹くこともある。そうなるとインは苦戦する。しかも今回は、久しぶりの開催で、温水パイプも取り付けられる。回転が上がらない要素ばかりだ。起こし位置が深くなれば、まず持たない。特にシリーズ序盤は、イン苦戦のケースを想定しながらの舟券作戦が有効になる。



ボート

【ボートレース】1500勝へM2!早く達…/毒島誠
【ボートレース】1500勝へM2!早く達…/毒島誠 [記事へ]





右カラム