エールよ届け-。京王閣F2ガールズ開催を走る5人から、20日に小倉競輪場で始まる「朝日新聞社杯・G1競輪祭」と「ガールズグランプリトライアル」に挑むメンバーに応援メッセージが送られた。

花村直人(左)と若松孝之が練習グループのエース浅井康太へ応援メッセージを寄せる(撮影・野島成浩)
花村直人(左)と若松孝之が練習グループのエース浅井康太へ応援メッセージを寄せる(撮影・野島成浩)

最初に登場する花村直人(49=三重)と若松孝之(29=三重)は、三重県四日市市の練習グループ「北勢クラブ」のメンバー。花村をグループ長にして、浅井康太がエースとして君臨している。花村と若松は京王閣入りする前に浅井の練習風景を見て「すんげえいい調子だった。小倉で勝つんちゃう!? 年明けの新年会は祝勝会になるかも」と出来の良さを証言した。ちなみにこの2人、同時配分だった9月松戸は若松がV。若松は「また勝てるかも。花村さんと一緒になると、いいことがある」と明日19日の決勝12Rに自信を見せた。

中川諒子は兄誠一郎の競輪祭初Vを願う(撮影・野島成浩)
中川諒子は兄誠一郎の競輪祭初Vを願う(撮影・野島成浩)

中川諒子(34=熊本)は復調ムード。スランプ脱出の秘訣(ひけつ)は「お兄ちゃん(誠一郎)にいろいろとみてもらった。練習から調整法から全て。自分をよく知っている人からのアドバイスはためになる」。明日の決勝に今年初Vを懸ける中川諒子は「自分は京王閣、お兄ちゃんは小倉で勝ってもらいたい。中川家にいいことがあるといいな」と笑った。

矢野光世は姉貴分と慕われている大久保花梨を応援(撮影・野島成浩)
矢野光世は姉貴分と慕われている大久保花梨を応援(撮影・野島成浩)

矢野光世(27=福岡)は同じ久留米バンクの大久保花梨と大の仲良し。大久保から「姉貴」と慕われていて、矢野は「こないだも一緒にお酒をのんだ。花梨は小倉で優勝すればガールズグランプリに。静岡まで応援に行けるようになるといいな」。自身は予2で先行策が奏功して決勝進出。この勢いに大久保も乗るか!?

矢野光世がメッセージを作製する姿を見て、福田礼佳も作製。ガールズグランプリV2の実績がある梶田舞を応援する(撮影・野島成浩)
矢野光世がメッセージを作製する姿を見て、福田礼佳も作製。ガールズグランプリV2の実績がある梶田舞を応援する(撮影・野島成浩)

矢野がエールを考えているそばから、福田礼佳(23=栃木)が「私は梶田舞さんに送りたい」と飛び入り参加。グランプリへ優勝がノルマの梶田を和ませようと「焼き肉をおごって」と、ちゃめっ気あるメッセージ。栃木ガールズの絆を示した。【野島成浩】

梶田舞のグランプリ3度目Vへエールを送った福田礼佳(撮影・野島成浩)
梶田舞のグランプリ3度目Vへエールを送った福田礼佳(撮影・野島成浩)