グランドスラムを逸した山崎芳仁の夢は、同県の後輩新田祐大が継承する。

 「ラインで決められなかった」と、番手の山崎の決勝進出に貢献できなかったことを悔やんだが、初の4日制以上G1制覇へ前を向く。「準決のようなレースにならないように。準決のようになっても対処できるように」。最後は看板のスピード勝負に持ち込む。関東3車や中部勢の動きをチェックしながら、まくり一撃を放つ。