全国20場目のミッドナイトが今年の函館競輪の開幕戦になる。地元からは坂本敏也(32)と浦崎貴史(47=ともに北海道)の2人が、予選のメイン6Rにそろって登場する。

浦崎が「3番手でいい」と折り合ったことで、坂本が隅田洋介の番手回りになった。「回っていいということだったので、隅田君の番手に。緊張しますね」と、坂本は前検日からソワソワしていた。

函館といえば、海から風が吹き、バックが向かい風になることが多い。「ナイター開催だと後半の時間になれば風がやむけど、ミッドナイトの時間帯の風は正直、分からないです。それより、とにかく離れないように。死ぬ気でついていきます」と決意表明した。