春先に2カ月余り休んだ栗林巧(38=青森)が復調モードに入った。

予選2Rは逃げた金野俊秋を目標に追い込んで1着。決勝進出した前回小田原からの予選連勝に「少しずつだが、感じが良くなっている」と表情を緩めた。春先に崩した体調は、徐々に良化している。「内臓疾患で入院して、体重は一時10キロ近く落ちた。今は少し戻って、あとは体力がつけばいい。今節は地元だしね、頑張る」。気合は割り増し。準決も意地を見せる。