吉永和生(45=広島)が笑顔で前検入りした。「武雄は本当に相性がいいですよね」。

97年8月にデビューし、直後の9月に初勝利と初優勝(ともにB級)。1年後の98年10月にはA級初優勝も飾っている。

当時は強地足を生かして打鐘から一気にスパートするスタイルだったが、直線の長い武雄バンクを全く苦にしなかった。「なぜなんですかね。若かったんですね」と振り返る。

前回佐世保では7月に降級してから初めて決勝に進出。「流れに乗っていきたい」と、験のいい走路で連続決勝進出に意欲満々だ。