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G1 高松宮記念杯

展望

新田祐大とSS班の対決に注目

 G1高松宮記念杯が、18日から大阪・岸和田競輪場で開催される。ヤマコウ(山口幸二氏=日刊スポーツ評論家)は、V候補筆頭に輪界のスピードスター新田祐大(29=福島)をプッシュした。続くのは平原康多(32=埼玉)武田豊樹(41=茨城)浅井康太(30=三重)村上義弘(40=京都)らSS班の実力者。復活を目指す深谷知広(25=愛知)にも注目した。

総合力で平原康多が逆転を狙う

 デスク 半年前にグランプリ(GP)が行われた岸和田で、今度は高松宮記念杯。今回もよろしくお願いします。まずヤマコウさんの最注目選手は。

 山口幸二氏(以下ヤマコウ) まず新田祐大やね。競輪の常識を覆すようなスピードは、異次元というしかない。

 デスク 以前は強さの半面、モロさもありましたが、最近は安定してきましたね。

 ヤマコウ そうなんよ。レースの組み立てもうまくなってきたし、行けるところでしっかりと動けている。普通に走れば勝ち上がりでの取りこぼしは考えられんね。

 デスク では新田選手に続く存在は。

 ヤマコウ 本来なら深谷知広だけど、まだ本調子ではないし、総合力で平原康多かな。

 デスク 今や、関東の軸になった印象ですね。

 ヤマコウ タテ、ヨコともしっかりしているし、仕掛けるところで仕掛けているね。攻め幅の広さは抜けている。平原次第で武田豊樹の浮上もある。

 デスク その武田は。

 ヤマコウ 昨年のGPを勝った疲れが出ているかな。全プロ記念(SPR賞)は勝ったけど、まだ内容はひと息。結果とともに内容も注目されるのは「1番車の宿命」(前年GP覇者は年間通して1番車で出走する)かな。

 デスク 地元近畿勢はどうですか。

 ヤマコウ まず大将格の村上義弘。周囲が盛り立ててくれるし、流れは有利。ただ、自然に番手でのレースが増えて、本人も迷いながら走っているようだね。今回も勝ち上がりのメンバー次第では当然チャンスはある。もう1人、G1タイトルも見えてきた稲垣裕之にも注目したい。取れそうで取れないのがG1。決して若くないだけに、今回は取るという強い決意でくるはず。稲垣が勝てば、みんなが喜ぶやろうね。

 デスク 地元代表の稲川翔は。

 ヤマコウ 昨年の高松宮記念杯を取って1年間。G1ウイナーとしての責任に加え、落車や失格などで苦しんだ。でも、これは誰もが通る道。この地元戦で復活の手応えをつかんでほしいね。

 デスク ヤマコウさん出身の中部勢は。

 ヤマコウ 本当はここで話す選手やないけど、やっぱり深谷やね。やや立ち直ってきたが、昨年の落車骨折が原因で不振が続いている。本人もここまで長引くとは思ってなかったろうね。歯がゆい毎日を送っていると思うよ。早く完全復活を遂げてほしい。そうでないと競輪界は盛り上がらんよ。

 デスク もう1人、浅井康太は。

 ヤマコウ 最近は松阪G3でのぎっくり腰をはじめ、何かツキがない印象。前半で飛ばした影響かと思ったが、復帰戦の武雄G3を深谷-金子の3番手から制して、復活をアピールした。平原同様に総合力があるのは間違いない。体調を整えれば有力なV候補やな。

 デスク 付け加えて注目選手を挙げると。

 ヤマコウ ベテランでは「神さま」こと神山雄一郎と、渡辺晴智。若手では原田研太朗が、今乗りに乗っている状態。ただ、気になるのはまくりが目立つこと。まくりは最終兵器にして、逃げて勝負してほしい。自分をどうプロデュースしていくかが課題になると思うよ。いずれにしても有力選手が好調ムードで、激しい4日間になることを期待したいね。



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