準決9Rは地元の木村武之(40=浜松)の素早い仕掛けが光った。枠なりの7番手スタートから鋭く追い上げて、4周1角で逃げた有吉辰也をさばいた。

 「1周1角に突っ込んでからコース取りに迷って外を選択した。もう少し早く判断すれば展開を作れた」と話したが、先頭に立ってからは徐々に差を広げて危なげなく押し切った。最終日は12Rの時間帯に合わせて、4年ぶり3回目の大会優勝&地元SG初優勝に挑む。