山田康二(29=佐賀)が準優12Rを逃げて、優勝戦1号艇をゲットした。

 前検日(5日)に「この1カ月くらいペラが当たりはじめて自信を持っている」と話していた。ペラ調整について再度、聞くと「最初に思っていた感じでは駄目でした」と苦笑いを浮かべた。だが、すぐさま方向転換で違う方向にペラをたたき変えて「最初は伸び型だったのが、バランスが取れてきました。乗り心地も良くなった」と、いい仕上がりで優勝戦へと臨めそう。

 ここまで今年は4回の優勝を誇る。「すでに今年G2(常滑MB大賞)は勝っているので(来年3月浜名湖クラシックでの)SG出場権はあるけど、まだ年間5回優勝したことがないので。せっかくの区切りだし…」と、話すだけにここはきっちり逃げて、自身初の年間5回優勝を手みやげに次走の住之江SG「グランプリシリーズ」へと乗り込みたい。