予選7R、佐藤一伸が逃げて3着に粘り込んだ。同期の藤田勝也がたたけない絶妙なペース配分。番手の紺野哲也が“目でけん制”する好アシストもあった。

 佐藤は「逃げて3着ならいいと思う。調子は変わらないけど配分が詰まっているのでちょっと不安だった。でも、弥彦は相性がいいので残れましたね」とほほえんだ。佐藤にとっては10年前の8月にデビュー初優勝(チャレンジ)した思い出のバンク。原点の地で快進撃となるか。