大西祐(31=香川)が予選7R、最終ホーム8番手からのまくりが届いて2着で準決進出を決めた。

 引き揚げてきた第一声が「アツカンがほしい」。レース終了早々、晩酌の話と思いきや「暑すぎでしょ。雨が降ったら雨敢(雨天敢闘賞)が出るのに、体温より高い37度のバンクを走るんだから暑気手当くらいもらいたい」とジョークを飛ばす。

 それでも、「最終3角で吉田(裕全)さんとペダルが接触した割にはよく伸びましたね。後ろの阿部(兼士)さんも(4着で)準決に乗ってもらえてホッとしました」とようやく笑顔に。