和田真久留(28=神奈川)が連日危なげのない走りで勝ち上がってきた。

だが本人は「風もきつかったしペースを維持するのがいっぱいでした。もっと他のラインとやり合うかと思ったけど、すんなり出られた分は展開に恵まれた。あっせんが詰まっているので疲れはあるけど、長い距離を踏めてるのでまずまず」と口ぶりは慎重。ただ準決でマークした佐々木雄一は「尻を下ろしたまま徐々に踏み上がっていく感じ。強いのひと言」。佐々木のコメントが和田の底力を物語っている。