S班の意地を見せた。準決12Rは村上博幸が人気の南関勢の前に立ちはだかり、直線中を割って突き抜けた。

根田空史が打鐘から先制すると、3番手の桐山敬太郎をさばいて松岡健介を迎え入れる超絶テクニックを披露。ゴール前で鋭く伸びて南関勢に一泡吹かせた。「お互い40歳オーバーですけど松岡さんとは連係実績も豊富だし、意思疎通ができていた。お互い力を出し切れた」と満足そう。決勝もいぶし銀の連係で南関5車に立ち向かう。