優勝戦は穏やかなコンディションの下、スタート展示では3号艇松田大志郎が前付けでイン。しかし本番は枠なり進入。その松田が3コースをカドにして2対4のスタイル。インの下出卓矢(福井=33)はそれでも冷静に対処し、コンマ10のトップスタートで逃げ切った。下出は「舟足には自信があったのでコースはどこでも良かった。スタートも自信を持って行きました。」とレースを振り返った。昨年は10月にG1初制覇。今年は、その平和島で初のSGクラシック出場が控える。「SGはあまり気にしていない。それよりも自分らしく、伸びを生かしてまくるレースを探求し、精度を上げて行きたい」と話した。今年も下出らしい、攻めるレースに期待したい。

なお2着には3号艇松田大志郎、3着には2号艇寺本重宣が入った。