カウントダウン連載「ROAD TO クラシック」の最終回は、恒例の「なるほどデータ集」。SG初優勝の多い大会として知られるクラシック。最近4大会はSG覇者が幅を利かせているが初出場組も多く、ベテランも交えて、どんな熱い闘いを見せてくれるだろうか。【構成=中川純】

<なるほどデータ>

(1)SG初Vが30人 歴代54人の覇者(11年は東日本大震災のため、夏に代替で東日本復興支援競走として実施)のうち、SG初優勝が30人にも上る。その中には加藤峻二、黒明良光、植木通彦、西島義則、今大会も出場する今垣光太郎ら、その後のSGで大活躍するレジェンドたちもいる。

(2)近年はSG覇者が強い!? 15年の第50回尼崎大会の桐生順平を最後に、16年からSGタイトルホルダーが4大会連続で優勝している。ただ、10年から12年はSG初優勝者が3大会続けて制しており、その流れに戻るかも…。

(3)50歳代Vへの期待 55歳1カ月の江口晃生が優勝すると、安岐真人(引退)の52歳7カ月22日のSG最年長記録を更新する。また、今垣、松井繁の2人が50歳。レジェンドたちの大台でのSG優勝へ夢が広がる。

(4)SG初出場が5人 クラシック初登場は12人。そのうち福来剛、永田秀二の地元勢に、下出卓矢、村松修二、女子の今井美亜の5人がSG初出場。まずは水神祭を目指す。

(5)女子選手は3人 前出の今井と平高奈菜、守屋美穂が出場。全員がクラシック初出場で、どんな活躍を見せてくれるか楽しみだ。(おわり)