新エンジンで装いを新たにしての6日間シリーズは、地元の中沢和志(43=埼玉)が大外からまくり差して優勝を飾った。

2着には谷野錬志、3着には服部達哉が入った。

12R優勝戦は枠なり3対3の進入。ポールポジションの服部達哉がインからトップスタートで先制。しかし、1Mは攻めた3コース牧宏次と接触、中沢は牧を避けながら、艇団を突き抜け今年2度目の優勝を飾った。「シリーズを通して伸びはさほど感じなかったが、優勝戦はうまく乗れた。(新エンジンに関して)次回はできれば、違うのを引きたいね。(次節からの有観客開催について)またその時もいいレースができるように」と落ち着いた表情で語った。

今回は準優繰り上がりで優出を果たし、最後は貫禄のターンを見せつけ、通算67度目の優勝を飾った。そんな中沢は、8月11日からのお盆開催で再びホームプールに戻ってくる。