3月5日に53歳の誕生日を迎える紫原政文(福岡)が予選5Rで4着に入り、2次予選進出を決めた。最終バックは8車立て最後方に置かれる苦しい展開だったが3角で内に入り、門田凌のラインを追って直線で足を伸ばした。

「初日のメンバーの中で勝ち上がれたのはうれしい。でも野口(裕史)がまくられるとは思っていなかった。5日は準決進出を決めていい誕生日にしたい」と満足そうな表情を見せた。

この年齢まで第一線で活躍していることについて「同期(61期)の神山雄一郎がまだ頑張っているのに、神山より先に引退するわけにはいかないという気持ちで頑張っている。それと、諦めない気持ちと負け癖の悪さがあるからでしょうね(笑い)」2次予選も全力疾走して準決進出を決める。