12Rで優勝戦が行われ、川上剛(39=福岡)が今年初優勝を飾った。イン大峯豊が先行して1M先マイ。独走状態に持ち込んだが、痛恨のフライングで戦線離脱。繰り上がった川上は2コースから差し、3コースから外マイに出た白水勝也と接戦に持ち込むと、2Mを先取りして振り切った。

これが17年7月若松以来、約3年9カ月ぶり31度目の制覇となった。「なかなか優勝できなくて、本当に苦しかった。フライングが出たのは残念だったけど、優勝できて良かった。自分もまくられるわけにはいかないという気持ちで攻めました」。コンマ01のフルショットでつかんだ。

今期勝率(昨年11月以降)は6点を下回り、A2級陥落のピンチだが、「これで復調の兆しみたいなのは見えました。また、SGの舞台に返り咲けるよう頑張ります」。確かな手応えを得て、次節の地元芦屋(25日~30日)でも活躍は間違いない。