優勝戦は進入から激戦となったが、人気を背負った山田祐也(31=徳島)が、イン速攻を決めて、前節のからつに続いて2節連続、尼崎では初Vを飾った。

スタート展示では山地正樹(44=岡山)にインを奪われたが、本番は早めにインに座った。152・346の3対3でスタート。山田はコンマ03の踏み込みから1Mを先取りに成功。センターから森永淳(40=佐賀)はまくり差しで迫ったが、あっさり振り切ってバック独走態勢を築いた。森永は2着まで。3着争いは激しかったが、大山千広(25=福岡)が大野芳顕(36=福岡)と山地に堂々と競り勝って、人気サイドの決着で幕を閉じた。山田の次走は19日から23日まで戸田一般戦。3場所連続Vの期待がかかる。