1枠桑原悠(34=長崎)が逃げを決めて、3月丸亀に続く今年2度目の優勝を飾った。

レースはコンマ13と6番手スタートだったが、伸び返して先マイに成功。握ってきた金子龍介を振り切った。「優勝戦は乗り心地も良かった」と節間課題にしていた不安定な部分を克服した。

若松では18年9月G3企業杯から、19年8月一般、19年10月一般、20年6月一般に続く5節連続優出だったが、過去4節はいずれも4着。ようやく壁を乗り越えて、当地初優勝を決めた。「良かった。苦手ではなかったけど、今節はスタートが怖かった」。次節からは児島SGグラチャン、丸亀G2ボートレース甲子園とビッグレースが続く。「今年はG1か、(一般戦の)優勝6回はしたい」。地元大村開催の来年3月SGクラシック出場権利取りへ、これからも攻めるレースを続ける。