地元の小畑勝広(22=茨城)が、今後を占う試練の準決を迎える。

予選8Rは赤板先行で1着だったが「落車明けだった前回(川崎)と感じが変わらない」と浮かない表情だった。

実は5月前橋G3で不運にもゴール後に追突され、初の落車を経験。「高校から自転車を始めて、バンクで転んだのがあれが初めて」。けがよりも、部品交換の影響で本来の感触が戻り切っていない。そこに、準決12Rではレジェンド神山雄一郎との初タッグを迎える。落車から復活、地元戦そして格上選手との連係…。若武者が試練をどう乗り越えるか。