入江航太(20=熊本)が連勝で決勝進出した。準決5Rでは同期の山崎航(26=山口)の番手にはまる展開も味方に付けたとはいえ「デビュー戦の頃を考えると、なんとなくレースはつかめてきたのかな」と自信を深めている。

初日の予選2Rでは師匠の松尾正人との初連係。入江自身は1着となったものの「師匠に後ろで仕事をしてもらっていたのに連れていけず…」と肩を落としていたが、その松尾が2日目4Rで1着となったことも発奮材料になったはずだ。レースを見守った師匠の松尾は「自分が走るレースより緊張したよ」と愛弟子の活躍に目を細めていた。