地元伏兵の大内裕樹(49=滋賀)が、4年半ぶりの優出を決めた。

2枠で挑んだ準優12Rはイン上田洋平が、攻める小芦るり華らに抵抗。その内を素早く差して後続を突き放した。8月末の中間整備で大変身した26号機は温水パイプや気温の影響なくパワフルに噴いている。

96年5月デビューの78期で、同期に平尾崇典や村田修次らがいる。直近の優出は17年4月の津(6着)で、地元では15年12月の年末開催(6着)以来。久しぶりのファイナリストだけに気合が入る。

優勝戦は準優と同じ2枠。柳生泰二や柘植政浩、上田の同支部の後輩もいてメンバーは濃い。それでも悲願のデビュー初優勝を目指して、1番差しに集中する。