デビュー7年目の山下流心(28=広島)が優勝戦で初Vに挑む。

3R2枠で差して2着になり、9R5枠はまくり差しで制した。勝負駆けに成功し、さらに優勝戦1枠をゲット。全レース終了後に、記者に優勝戦の枠を逆取材すると「もう今から緊張しちゃう。1枠で優勝を逃して2着(18年10月江戸川)がある。明日は平常心でいきたい。そろそろ決めたいから」と、V取りへの思いを話した。

今期はA2級に初昇格し、勝率も自己最高の6点近くをキープ。機は熟した山下が、殻を破ろうと懸命に逃げる。