黒川京介(23=川口)が敢闘賞を受賞した。

昨年スーパースター王座決定戦に進出して優出2着。次代のスター候補が、成長を見せて一線級の仲間入りを果たした。

高速決着でも互角以上のスピードを発揮した。21年を振り返ると「スタートは良くなったけど、問題はさばき。エンジン差がない時は抜けなくなるので、その辺を勉強していきたい」。22年の課題は「スタートが切れなかった時でも、1周回でいかに自分の展開に持っていけるかですね。序盤の展開作りを心掛けたい」。目標は「SGで2、3着があったので、もうワンランク上を目指してSG優勝を目指したい」。

目標達成に必要なことはオールマイティーな走路攻略で、特に湿走路になった時。「雨はインコースが利くと苦手です。山陽と飯塚以外はインコース有利。先行有利な1本道の湿走路でも、走路に関係なくさばけるようにしたい」。

課題の湿走路を克服し、22年はトップライダーの道を歩む。