地元のベテラン勝野竜司(52=兵庫)が、初日1Rを5コースから2着と好発進を決めた。

4カドからまくり差した下寺秀和を追走。道中は中野仁照、堂原洋史に先行を許したが2周2Mで最内を突く巧ハンドルで2艇を逆転した。持病の腰痛に悩まされ、前節の常滑が約10カ月ぶりの実戦、尼崎も20年12月以来となる。「まだ腰の様子を見ながらの戦いです。徐々にレースに慣れないと…。足は乗り心地を含めて悪くない。展開は突ける足ですよ」と地元で久々の存在感を示す奮起の戦いを続ける。