S級経験がある中村弘之輔(30=北海道)が再浮上の兆しを見せている。準決7Rは吉田智哉が入江航太をまくり、その上をまくり気味に追い込んで勝った。

昨年10月函館以来の決勝進出に、「今日は展開が向いたが、ようやく体が動くようになってきた。ダッシュする感じは戻った」と言葉も弾む。19年後期にS級を経験したものの、その後は極度の腰痛や、3月防府予選でゴール後に落車した。「防府で折れた肋骨(ろっこつ)が肺にささった。そのまま市内の病院で1カ月半も入院した」。それでも心は折れず、練習を重ねて今にいたった。決勝7Rは通算100勝がかかる。「また単騎戦。いい意味で気楽にいきます」。一気にメモリアルを決めるか注目したい。