12R優勝戦は、まさかの大波乱決着だった。

1枠徳増秀樹に人気が集まったが、伏兵の池田雄一(40=静岡)が6コースから2M逆転のミラクル優勝を飾った。2着は2M先マイの重野哲之、3着は1Mでまくった坪井康晴が入り、3連単(6)(2)(5)は15万8770円(119番人気)の超ビッグ配当になった。

「1Mはうまくコースが空いて、上手に入っていけた。2Mも展開があるかも…と思って冷静でした。みんな強い人ばかりなので、この優勝は自信になります」。池田は通算5度目の優勝で、オール静岡初制覇となった。次節は30日からの丸亀・日刊スポーツカップに出場予定だ。